JCSOS危機管理システム | JCSOS 海外留学生安全対策協議会

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JCSOS危機管理システム

海外派遣プログラムにおけるトラブル発生時の課題

学校は海外派遣プログラムにおいて、渡航者の安全確保のため、様々なトラブルへの対応が求められます。
安全配慮義務の観点からも、派遣先で予想されるトラブルを未然に回避したり、また、発生してしまったトラブルを回避、もしくは被害が大きくなる前の対処の方策を持っておくことは重要です。
しかしながら、海外でのトラブルに対しては、距離的、及び時間的な制約や、トラブル対処に対する専門性などの課題があります。JCSOSではそれらの課題へのサポートとして、2つの海外危機管理システムを会員へ提供しています。

学校の海外派遣に伴う課題

距離的・時間的な課題

海外でトラブルが発生すると、キャンパス内での事故と違い、トラブルに対する即応が距離的に困難です。また、時差による問題や、学校の閉校時にトラブルが発生することもあり、そのすべてに24時間365日対応できる体制構築が求められます。

距離的・時間的な課題

専門性における課題

海外でトラブルが発生すると、言語や文化、社会慣習の違いにより、その解決は国内よりも困難になりがちです。渡航者からのトラブルの相談や報告に対して学校は適正な対応を求められ、その際には専門性を要する対応が課題となります。渡航先国に関する知識や経験に加え、渡航者が加入している海外旅行保険の補償内容なども含めて知っておく必要があります。また対応に過失があり渡航者が不利益を被った場合に対するリスクが潜在することも課題です。

2つの海外危機管理システム

学校の派遣留学・海外研修の多様化に対応し、JCSOSでは2つの海外危機管理システムを、会員校に提供しています。このシステムは、学生や教職員が海外で危機に遭遇した際、“学校や渡航者を護り、被害を最小限に食い止める” ための支援を目的としています。JCSOS海外危機管理システムは「たびレジインターフェース」とも連動しています。

【J-TAS】重大事故発生時に学校・渡航者・保護者をサポート

【J-TAS】重大事故発生時に学校・渡航者・保護者をサポート

J-TASは事の重要性を問わず、24時間365日、渡航者や保護者、また学校からの様々な相談を日本語・英語で受け付け、海外経験豊富なオペレーターが対応します。健康面での相談には、看護師や専門医などが対応します(日本語のみ)。対応内容は記録され、原則学校へ報告します。
また、緊急事故が発生した場合には、学校が事件・事故処理を滞りなく進めるためのサポート(保護者・マスコミ対応含む)を提供します。(J-TASにはJ-Basicのサポートが含まれます。)

【J-Basic】重大事故発生時に学校をサポート

【J-Basic】重大事故発生時に学校をサポート

J-Basicは、J-TASの機能のうち、学校向けの支援のみにサポートを絞った“学校を護る”ためのシステムです。
会員校に所属する海外渡航者が不測の事態(事故や事件など)に直面したとき、JCSOSが指定する危機管理会社が中心となり、学校が事件・事故処理を滞りなく進めるためのサポート(保護者・マスコミ対応含む)を提供します。

追加の保険(オプション)

海外へ学生・生徒、教職員を派遣する学校は、渡航者が万が一の事態に巻き込まれるリスクを常に想定しておく必要があります。文化や習慣が異なる海外において、時に渡航者が加害者になってしまうことも考えられます。さまざまなリスクを想定し、学校としての道義上の責任、及び賠償責任に備える保険をオプションとしてご紹介しています。

海外旅行保険(弔慰見舞金)

旅行会社が企画旅行で実施するプログラムに参加した渡航者が、事故で死亡または後遺障害を被った場合、企画・実施した旅行会社には無過失責任として、1名に対し2,500万円の特別補償金を支払う責任が課せられています。企画旅行以外の場合は特別補償金は支払われないため、法的な責任がなくても、学校が道義上の補償を求められることも想定されます。海外旅行保険(弔慰見舞金)は、そうした場合に備え、補償金を支払うために学校が任意でかける保険です。

賠償責任保険(施設賠償責任保険)

会員が企画する留学制度を利用した留学生が、留学活動中に第三者に対して、身体の障害や財物の損壊を発生させたことによって、第三者に対して法律上の賠償責任を負うことがあります。また引率者(会員の使用人)が留学生本人や第三者に対して身体の障害や財物の損壊を発生させたことによって、留学生の保護者や第三者に対して責任を負うこともあります。
会員が手配・実施する海外留学プログラムの遂行に起因して、保険期間中に発生した対人・対物事故について、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金が支払われます。

たびレジインターフェイス

外務省では、短期渡航者(3か月まで)向けのサイト「たびレジ」を開設し、事前登録をすることで、万が一の際の安否確認、安全確保をサポートしています。
JCSOSの危機管理システムは「たびレジ」と連携しており、J-Basic、J-TAS加入時にメールアドレスを登録すると、自動的に「たびレジ」への登録が行われます。緊急時には日本大使館・領事館からの情報を旅先で受け取ることができ、その情報は大学、JCSOSとも共有されます。

たびレジ連携インターフェイス

たびレジ連携インターフェイスとは、JCSOSから受け取った留学生情報データをたびレジに一括で登録する仕組みです。渡航者が外務省のウェブサイトから登録をすると、渡航者・保護者・外務省になります。たびレジ連携インターフェイスを導入する場合のみ、渡航者・大学・JCSOS事務局が外務省と情報を共有する安全対策体制が組めるのです。(オンラインによる受付)

たびレジインターフェイス