大坪 檀(おおつぼ まゆみ)先生の大学リスクマネジメント論を紹介いたします。
この度、学校法人新静岡学園 学園長 大坪 檀(おおつぼ まゆみ)先生の許可をいただき、先生の著述を紹介いたします。
大坪先生は、東京大学経済学部卒業後、UCLA経営学大学院でMBAの学位を取得。その後、株式会社ブリヂストン、米国ブリヂストンタイヤでの勤務を経て、静岡県立大学経営情報学部教授、同大学学長補佐、静岡産業大学学長などを歴任し、現在、学校法人新静岡学園(静岡産業大学)学園長に就任されています。
大坪先生は、当協議会理事長の池野が現在代表世話人を務めている新資本主義研究会(1996年設立、前身の団体は1858年発足)に1983年から会員として登録されていることから、同団体に発足した大学部会にもお入りいただき、これまでの大学経営の知見から、様々なアドバイスをいただいております。
*JCSOSと新資本主義研究会との連携事例:
■JAFSA事業委員会発足について
■「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ(第2次提言)」についての提言書を提出
今回ご紹介の著述は、(2010)「大学のマーケティング・その実践-全入時代の発展戦略」、「第8章リスクマネジメントとイメージ戦略論」:116-124、(学法文化センター出版部)です。原文は、リクルートカレッジマネジメント(151/ Jul.-Aug. 2008)に掲載されました。2008年11月、当協議会では、東京商工会議所常務理事 宇津井輝史氏を講師にお招きして開催した第3回特別セミナーで、法人の危機管理とはマスコミ対策であることを学びました。同時期、大坪先生は大学経営者(学長)の立場で、大学の危機管理をすでに広い視野から指摘されていたことを著述から知りました。
今後も、大坪先生の長年の著作活動から、適宜、会員の皆様に役立つ著述等を紹介させていただく予定です。