■リスク分析(緊急時に予想されるリスクとその対応)
・派遣留学・海外研修と旅行業法
学校が実施する派遣留学、海外研修を検討するときには、旅行業法の内容を知っておく必要があります。なぜなら日本の法律の中で、「旅行業法」が旅行者の安全確保に関して言及している唯一の法律になるからです。この法律では「旅行業等を営む者について登録制度を実施し、(略)旅行の安全の確保及び旅行者の利便の増進を図ることを目的とする」(旅行業法第1条)とあり、旅行者の安全確保を求めております。
したがって海外における安全確保のプロの旅行業者と相談せず派遣留学、海外研修を実施しようとする学校は彼ら並の安全確保を独自に構築しなくてはなりません。
派遣留学や海外研修を旅行業にあてはめると、手配旅行・募集型企画旅行・受注型企画旅行の3つの形態に分けることができ、旅行形態によりその責任範囲が異なります。
*旅行会社は、企画旅行の参加者に特別補償保険をかけることが法的に義務づけられており、参加者が旅行中に急激かつ偶然な外来の事故によって生命、身体または手荷物の上に被った一定の損害について、あらかじめ定める額の補償金および見舞金を支払います。 |