外部セミナー:「過去のテロ事案ケーススタディ~その時何が起こった~」 | JCSOS 海外留学生安全対策協議会|教職員向け

ゲスト様

お知らせ

外部セミナー:「過去のテロ事案ケーススタディ~その時何が起こった~」

JCSOSのアドバイザーである海外安全管理本部尾崎氏より無料セミナーの案内がありましたので共有します。
(申し込み・お問合せは海外安全管理本部へ直接お願いします)

【無料オンラインセミナーご案内】過去のテロ事案ケーススタディ~その時何が起こった~

テーマ:「過去のテロ事案ケーススタディ~その時何が起こった~」
2月22日(水)14:00-15:00(Zoomによる無料オンライン開催 質疑応答込)

内容(予定)

1.日本人が犠牲になったテロ事案例のご紹介

2.その時何が起こったのか

1)インド・ムンバイ同時多発テロ

2)ベルギー・ブリュッセル連続爆破テロ

3)ケニア・ナイロビビジネスコンプレックス襲撃事案

4)スリランカ・イースター同時多発テロ

3.生き残る判断と生き残れない行動 

4.テロ・襲撃事案被害を避けるロジック


新型コロナウイルス感染症の影響で長らく日本人の海外への渡航が減少していましたが既報の通り、5月以降新型コロナウイルスの5類感染症への分類変更が予定されています。2023年度はいよいよ海外渡航の規模が急速に回復する可能性もあろうかと思います。他方で、海外渡航者が増えることによって、新型コロナウイルスを含む感染症のみならず渡航先での治安事案や政情不安に巻き込まれる方も増えかねません。


留学生の送り出し、国際交流事業の再開/規模回復を目指しておられる会員校の皆様におかれても、学生への注意喚起、緊急事態の対応要領の伝え方を改めてご検討されているのではないでしょうか?いざという時の事後処理は保険会社やアシスタンスサービスを利用すればよいのですが、大学として「安全配慮義務」から完全に逃れられるわけではありません。海外での貴重な教育機会に挑む学生皆さんが、そもそも被害に遭わない、事件に巻き込まれても被害が軽く済むようなご指導は必須と思います。


最近新たに国際交流業務に従事されはじめた方はもちろんのこと、渡航再開に向け改めて海外での安全管理講座を再検討されている方にとっても過去のテロ事案でなにが起こったのか、どうすれば助かる可能性があったのかを学んで頂くことは大変貴重な機会と考えています。会員皆さんの「安全配慮義務」の取り組みの一環として、また学内での安全対策体制強化に向けた情報共有、また学生皆さんへの安全指導の基礎情報として役立てていただけるテーマですので、当会からもご紹介いたしました。


尾崎氏はJICA(国際協力機構)が現在行う安全対策の仕組み構築に大きく貢献された後に独立し、大学はもとより一部上場企業からも信頼を得ておられます。世界最大のセキュリティ人材コミュニティであるASISの日本支部事務局長として日本のセキュリティ業界内外でもネットワークをお持ちです。昨年末「アフターコロナの留学」を出版され、「リスクをコントロールして若者の学びを止めない」ために大学・学校法人への支援も熱心に取り組まれています。

(ご参考)
北海道大学世界展開力事業「IVCMEP」での危機管理講座実施事例(尾崎代表のコーディネートで実施)
https://africa.vetmed.hokudai.ac.jp/activity/seminar/post-76.html

尾崎氏の著作
「アフターコロナの留学」
http://www.horei.com/book_978-4-86280-882-0.html

日経新聞社・日経メッセ「セキュリティショー2021」での講演
https://kaigaianzen.jp/securityshow2021report/