【報告】COVID-19と海外派遣留学をめぐる 「危機管理」ワークショップ | JCSOS 海外留学生安全対策協議会|教職員向け

ゲスト様

お知らせ

【報告】COVID-19と海外派遣留学をめぐる 「危機管理」ワークショップ

JCSOSは理事団体を務めている特定非営利活動法人 JAFSA(国際教育交流協議会)主催の「COVID-19と海外派遣留学をめぐる「危機管理」ワークショップ」にて、酒井(JCSOSアドバイザリーボード)を講師として派遣しました。
本ワークショップは、2021年11月16日(火) ,  11月30日(火), 12月14日(火)に実施され、「コロナ禍における海外派遣の危機管理ポイント」を、テーマをそれぞれ3つに分けて実施され、各回のワークショップで酒井はテーマに沿って講演しました。参加者は5つのグループに分かれ、酒井から提示したテーマごとの課題を少人数でのグループワークで討議いただきました。最後に各グループの発表に、酒井からコメントをさせていただきました。

グループディスカッションは時間が足りなくなるほど活発に課題への検討がなされ、活発なワークショップとなりました。

COVID-19と海外派遣留学をめぐる「危機管理」ワークショップ (via Zoom)

全3回シリーズ: 2021年11月16日(火) ,  11月30日(火), 12月14日(火)

主催:特定非営利活動法人 JAFSA(国際教育交流協議会)
協力:特定非営利活動法人 海外留学生安全対策協議会(JCSOS) [JAFSA理事団体]
定員:各回20名

<第1回> 2021年11月16日(火) 14:00-15:30
『コロナ禍における海外派遣実施に向けて』
~概要説明~
2019年末に始まったCOVID-19パンデミックの中で、感染症危険レベル3が続いています。
その間にワクチン開発は進み、治療薬の開発・承認が続いてリスクとしてのCOVID-19は変化しています。また、文科省からは、長期の留学についての文書が発出されています。この段階で各大学の海外留学派遣基準を元に、海外派遣開始の方向に舵を切ろうとした場合の、リスク管理とコンプライアンス上求められるポイントを考えます。

<第2回> 2021年11月30日(火) 14:00-15:30
『COVID-19と海外旅行保険 :事故発生時に知っておきたい保険対応の違い』
~概要説明~
COVID-19は、海外旅行保険の想定している疾病にはない特徴があります。保険が想定している疾病とその基本的取扱いを説明しながら、COVID-19の場合に発生する問題を解説します。加えて留学中の感染を想定し、発病・重症化・死亡した場合等の課題を共有し、今後続くウィズコロナ環境での対応策を検討します。

<第3回>  2021年12月14日(火) 14:00-15:30
『事態急変による緊急対策と保護者対応』
~概要説明~
COVID-19は今後も変異株の発生等、必ずしも終息への道が期待できるとは言えません。その中で実施する海外留学派遣は当然リスクを伴います。
プログラムの延期、中止、および中断帰国指示等において、発生する可能性のある保護者との意思疎通の齟齬、トラブル等、これまでの事例を踏まえ、事前の準備で可能なトラブル回避、発生したトラブルの対応、そして再発防止を考えます。

●JAFSAについて
JAFSA(国際教育交流協議会)は、1968年に設立され2003年に法人格を取得した、特定非営利活動法人(NPO)です。
300以上の大学・教育機関・企業を会員団体とした、国際教育交流分野では日本唯一・最大のネットワーク組織です。
日本の大学のグローバル化促進を支援し、人材育成、海外とのネットワーキングなどの活動を展開しています。JCSOSはJAFSAの団体正会員で、理事長の池野はJAFSA理事を務めさせていただいています。共催で研修・セミナーを実施するなど、JAFSAとは長年にわたり協力関係があります。JAFSAの活動内容や組織体制等については、下記サイトをご覧ください。
https://www.jafsa.org/

JCSOSは引き続き、様々なセミナー、ワークショップ等を通じて学校の自律的な危機管理体制の構築をサポートして参ります。