海外留学生安全対策協議会(JCSOS)は海外研修・留学や海外安全対策等の専門家の経験と知識を結集して1998年に任意団体として発足し、2005年にNPO法人を設立しました。NPO法人という中立的な立場から、国際教育プログラムを実施する大学や教育機関に企画立案の段階から提言を行うとともに、安全且つ有意義なプログラムつくりをサポートしています。
来る11 月21日(金)に、主に北陸信越の教育機関の皆様を対象にJCSOS北陸信越地区セミナーを、新潟大学のご協力をいただき開催いたします。尚、本セミナーは対面で実施いたします。
昨今では、大学や教育機関が関係する事件や事故がニュース等でもとりあげられることが多く見受けられます。今回のセミナーは、危機発生時における大学・学校としての広報のリスク管理をテーマとします。
セミナーでは危機発生時における広報として、重要なポイントを実践現場の視点から解説し、情報発信の対応を原因として生ずるリスクの予防に向けて、セミナー参加各人の対応能力を高めます。また、海外と国内の危機事象を中心に事例検討やワークショップを取り入れながら広報対応のポイント、傾向と対策を解説し、各参加者の所属大学・学校の危機管理体制に役立てて頂くことを目的に実施いたします。
講師はJCSOSアドバイザーの酒井 悦嗣 氏が務めさせていただきます。
お忙しい時期とは存じますが、この機会に是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。
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【主催】 特定非営利活動法人 海外留学生安全対策協議会(JCSOS)
【協力】 国立大学法人 新潟大学
【後援】 特定非営利活動法人 JAFSA(国際教育交流協議会)
【講師】 酒井 悦嗣 氏
( ㈱日本リスクマネージメント代表取締役/JCSOSアドバイザー)
【開催日時】2025年11月21日(金) 14:30-16:40(受付開始14:00)
【開催形態】対面式にて実施
【会場】 国立大学法人 新潟大学 五十嵐キャンパス 総合教育研究棟D棟1階 大会議室
所在地:〒950-2181 新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050
>>>五十嵐キャンパスへのアクセスはこちら
>>>キャンパスマップはこちら(マップ内S10の建物です)
【対象者】 JCSOS会員/JAFSA正会員の大学・高専の皆様・国際交流に携わる学校の皆様
【定員】 10名程度
・JCSOS会員 1会員につき3名まで
・JAFSA会員 1会員につき2名まで
・その他 1団体につき1名まで
【参加費】 無料
【スケジュール(予定)】時間、講義内容など変更になる場合があります。ご了承ください。
14:00 - 14:30 | 受付 |
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14:30 - 14:40 | ご挨拶:国立大学法人 新潟大学 |
14:40 - 15:50 | ① 広報対応とその成功に向けて 危機管理に対する一定の知識と理解を有していても、危機事象が発生した際に持てる力を充分に発揮することは難しい。特に、危機が海外で発生した場合には情報が限定され、マスコミ各社の関心度も格段に増すことから、海外危機事例に国内事例も含めてこれらの実例を基に望ましい対応について解説します。 ② 事例検討(ワークショップ形式)ワークショップⅠ 事例検討・対応策発表 |
15:50 - 16:00 | 休憩 |
16:00 - 16:20 | ③ 情報発信を原因として生じる危機の予防に向けて 危機管理広報は、いわば『生き物』であり、成功と失敗は思わぬところにあります。本セミナーでは事前の事態準備行動から緊急時の事態対処行動へスムーズに移行させる秘訣を紹介します。 |
16:20 - 16:40 | 質疑応答 |
16:40 | 閉会 |
【参加方法】下記のリンク先からセミナーへの参加手続きを行ってください。
◆セミナー申込◆
【申込締切】11月14日(金)まで先着順に受付(定員になり次第、受付を終了いたします。)
※お申込フォームご記入頂きました個人情報は、本セミナーの申込者との連絡及び受付管理のために利用させていただきます。
※当協議会は学校法人または教育機関を対象に活動しており、当セミナーは、学校教職員・学校法人関係者のみのご参加を対象としております。
ご不明な点がございましたら、JCSOS事務局までお問い合わせください。
酒井 悦嗣(さかい えつじ)JCSOSアドバイザー(株)日本リスクマネージメント代表取締役/日本渡航医学会名誉会員/(前)国立大学法人鳥取大学講師/(元)海外医療支援協会理事・事務局長/(元)AIU保険会社損害サービス統括本部海外旅行保険支払責任者/(元)ジェイアイ傷害火災保険株式会社リスクソリューションセンター担当部長/(元)国立大学法人大阪大学危機管理指導講師
1973年 4月AIU保険会社入社
1993年 8月AIGとJTBによる旅行保険専門会社(JI社)設立に参画
2010年 3月ジェイアイ傷害火災保険株式会社定年退職
2010年 4月より現職
【長年保険会社における業務を通じて数多く重大事故への対応指揮を行う。リスクマネージメントの一環として世界27か国308病院を訪問し、キャッシュレス提携交渉を行い211病院と契約を締結する。医学は学問として世界共通であるも、営利事業としての医療は国や地域により文化的に異なる。これを医療文化としてその違いを紹介し、緊急時の対応をそれぞれの環境に応じて最適化することにより、被害学生・教職員のダメージを最小化することに成果を上げている。脳死判定後の患者3人を米国から日本にそれぞれチャーター機により緊急搬送し、3名とも意識回復した事実を第10回日本渡航医学会学術集会にて講演、その内容が同日毎日新聞夕刊一面に掲載された。海外重大事故の緊急対策・対応指揮にあたり、現場から大学を取り巻く環境の変化をみつめる。】