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トラブル事例集

突然のトラブルへの対応

いかにリスクへの対応を心がけていても、危機にいつ、どこで遭遇するか分かりません。新型コロナウィルス感染症のパンデミックはどうでしょうか。予測もしないこと、コントロールできないことが突然出現し、いとも簡単に巻き込まれてしまう恐怖を私たちは身をもって思い知らされました。世の中に存在する未知の危険全てを排除することはできません。そこで、ここではもし被害に遭った時に、ダメージを最小限にとどめるにはどう対応するべきか、様々なケースを想定して考えてみましょう。

トラブル事例集

トラブル事例集

出発空港でのトラブル

パスポートを忘れた!

出発空港でのトラブルパスポートがなければ出発することはできません。自宅に忘れてきた、家の近くのコンビニでコピーを取ったまま置いてきた、などということがないようパスポートはいつでもしっかりと管理しましょう!
飛行機の出発まで時間に余裕があるようなら、大至急で自宅に取りに戻るか、家族に空港へ持ってきてもらいましょう。その際は、航空会社や空港の集合カウンター、旅行会社などに直接または電話で状況を説明するようにしてください。
搭乗までに間に合わない場合は、残念ながら予定便での出発はできません。チェックインカウンターで航空会社スタッフに相談してください。航空券のタイプによっては直近の便に変更可能な場合もあります。

I-20(アメリカ留学で、学生ビザが必要な場合の入学許可書)を忘れた!

学生ビザ(F1)での入国者は、I-20を忘れた場合にはアメリカに入国はできません。通常、搭乗手続きの際にI-20のチェックが行われ、I-20を持っていない場合には搭乗できないケースが一般的です。パスポートを忘れた場合と同様に、航空会社や空港の集合カウンターの係員、または旅行会社と相談のうえ、新たにフライトの手配が必要です。その場合の航空券代金などは実費となります。

ビザ関係書類や入学許可書を忘れた!

ビザ関係書類を忘れた場合、一般的には留学国への入国はできません。オンラインでビザ登録がされている場合がありますので、念のため航空会社や空港カンター、旅行会社等に確認をとってください。学生ビザが不要なプログラムで入学許可書を忘れた場合には、留学国の入国審査次第ではありますが、入国が認められない場合もあります。

航空券(eチケット)を家に置いてきてしまった!

航空券の情報は電子的に保管されています。航空券(eチケット)を持っていなくても、パスポートがあればチェックイン手続きを済ませることは可能です。ただし、国によっては入国審査時に帰国便チケットの提示を求められることがあるので、出発時には必ずコピーを携帯してください。

電子渡航認証の登録を忘れていた!

学生ビザを取得せず、電子渡航認証の対象国へ渡航をする場合、登録を忘れると空港でチェックインができません。また、登録していてもパスポート情報(名前のスペルや生年月日etc.)と相違がある場合も同様です。そんな時はすぐにスマートフォン等から登録の手続きをしましょう。ただし、認証には時間がかかる場合もあります。折り返し認証メールが届かないときは、出発便や出発日の変更が必要となる場合もあります。

天候や交通機関の乱れで空港に行けない!

飛行機は例え台風などの悪天候でも、安全の確認がとれれば搭乗者を待つことなく出発してしまいます。台風や大雪などで公共交通機関が運航していないような事情でも、乗り遅れは自己責任となり、航空券は失効します。空港への移動の際は時間に余裕を持って行動しましょう。
空港への到着が遅れそうなことが分かったら、航空会社や航空券を手配した旅行代理店などにまずは連絡をいれましょう。航空会社によっては、当日の他の便や翌日の同じ便などに振替をしてくれることもありますが、ほとんどの場合手数料や追加料金がかかりますのでご注意ください。
また、到着地で出迎えがある場合は、到着予定の変更を通知しておくことも忘れずに!

搭乗予定の航空便が台風の影響で欠航になってしまった!

搭乗可能な次の便に自動的に振り替えられます。到着地で出迎えがある場合は、到着予定の変更を通知しておきましょう。自然災害による欠航・遅延は航空会社の免責となり、ホテル宿泊などの欠航にともなう手配は搭乗者の負担となります。ただし航空機遅延の補償項目が付帯する海外旅行保険に加入している場合は、6 時間以上の遅延または欠航に対して一定額の補償があります。

移動中のトラブル

機内で体調を崩したら?

移動中のトラブル機内では気圧の変化や湿度が低い密閉された空間などの影響で、頭痛やめまい、耳が痛い、手足や顔のむくみなどの症状が出ることも多く、また乱気流などによる揺れの影響で、飛行機酔いをすることもしばしばです。
機内で体調が悪くなったら、客室乗務員に相談しましょう。応急処置や症状がひどければ同じ飛行機に乗り合わせた医師・看護師に助けを求める場合もあります。
また、体調が悪くなる前に、自身で可能な限りの予防策を実施しましょう。例えば、寝不足をさける、楽な服装で搭乗する、普段から使用している頭痛薬や酔い止め等の常備薬を持参する、機内で定期的に体を動かす、こまめな水分補給など。

乗り継ぎができない!

前の搭乗便が遅れたため乗継便に間に合わなかったとしても、多くの場合は次の空席のある便に無料で振り替えてもらえます。また、当日の便がなく翌日便となるときは、乗継地でのホテル代を負担してくれる場合もあります。乗継空港に着いたら、まず航空会社の乗り継ぎカウンターに行き、状況を説明しましょう。但し、LCC(格安航空会社)や、乗り継ぎ前後のフライトを別々の航空会社で予約している場合は補償がない場合もあるので注意しましょう。航空会社の補償が受けられない場合、海外旅行保険でカバーされることもあるので、保険会社に相談してみましょう。

留学国到着空港でのトラブル

入国審査で別室に連れていかれた!

到着空港でのトラブル入国審査は到着後最初の関門です。まずは入国審査カウンターで係官の審査を受けます。パスポートや入学許可書、学生ビザ書類、復路の航空券(eチケット控え)など、提示する書類を揃え、係官の質問にその国の言語や英語で答えましょう。分からないからといって適当に返事をしたり、係官が虚偽の回答だと判断した場合など、別室に連れていかれる場合があります。別室に連れていかれても慌てず、落ち着いて質問されたことに答えるようにしてください。嘘をつくことは致命傷となります。質問がわからなかったら聞き返したり、場合によっては留学先の担当者の電話番号を示し、係官に連絡を取ってもらうのも一つの方法です。

航空会社に預けたスーツケースが出てこない!

日本の出発空港や乗継空港で預けたスーツケースが出てこない場合には、スーツケースを受け取るターンテーブル付近にある航空会社カウンターにて、荷物の引換証(スーツケースを預けた際に受け取るタグの半券)と搭乗券を示して、荷物の状況確認を依頼しましょう。その際に滞在先の住所を届け出ておけば、航空会社が後から配送をしてくれます。荷物が届くまでの必要な身の回り品(パジャマ、下着、洗面用具など)を購入した場合には海外旅行保険で補償される場合もありますので、すぐに保険会社に相談をしましょう。

出迎えの人がいない!

出迎えスタッフや送迎会社の緊急連絡先を必ず控えておき、連絡してみましょう。自身の携帯電話が到着後すぐに使えるようになっていると便利です。空港のインフォメーションデスクで、出迎えの人(または送迎会社名)の呼び出しをしてもらうことも一つの方法です。また、出迎えスタッフに会えたら、事前の情報を基に正しい出迎えスタッフかどうかの確認を!万が一知らない人に声をかけられても決してついて行かないように注意してください。

滞在先での注意事項(ホームステイ編)

ホストファミリーのお宅に到着。でも誰もいない・・・どうしよう!

滞在先での注意事項ホームステイコーディネーターの緊急連絡先に電話をして、対処法を確認しましょう。J-TASに加入の場合には、危機管理サポートデスクに連絡のうえ、コーディネーターに連絡をしてもらうことも可能です。

通学路の雰囲気が悪く不安・・・

ホストファミリーに家の周辺の危ない場所や時間帯などを確認してみましょう。ホームステイコーディネーターに相談するのも方法です。 

自分の部屋に置いておいた小銭が無くなっている。貴重品ってどうやって管理するの?

貴重品はスーツケースに入れて、必ず鍵をかけるようにしましょう。ホームステイに関する不安があればホームステイコーディネーターに相談しましょう。

滞在先での注意事項(寮滞在編)

寮に到着したら、部屋の手配がされていなかった。

滞在先での注意事項寮の管理人に事情を説明しましょう。滞在に関するコーディネーターや日本の手配会社がある場合は、そちらにも相談してみましょう。解決に時間がかかりそうな場合は、一旦ホテルへ滞在することも考えましょう。万が一のトラブルを想定し、寮には昼間に到着することを心がけてください。

ルームメイトが怖い。大きな音で音楽を聴いていて、生活リズムも合わなさそう。どうしたら良いのかな・・・

何も言わずに過ごしているのではなく、まずはルームメイトにお話しをしてみましょう。今、自分が不安に感じていることを素直に話してみることを先ずはお勧めします。そのうえで、解決しない場合には寮の管理人や滞在に関するコーディネーター等に相談をしてください。我慢はせずに、早めの行動が大切です。

強盗・窃盗・詐欺被害にあってしまった

後ろから首を絞められて、かばんをひったくられた!パスポート、スマホ、カードが入っていた・・・

強盗・窃盗・詐欺被害にあってしまった最も大切なことは自分の命を守ることです。抵抗したり、追いかけたりせず、素早く廻りの人に助けを求め警察に通報してもらいましょう。パスポートの再発行を依頼するため、また、帰国日が近い場合にはパスポートに代わる「帰国のための渡航書」を取得するため、直ちに留学先を管轄する日本大使館、または領事館に連絡をしましょう。そしてスマートフォン、クレジットカードやトラベルマネーカードなどはなるべく早く停止の手続きを行いましょう。日本大使館・領事館の連絡先や、スマホやカードなどの停止手続き方法を控えておくことが重要です。

バスで隣に乗った人から話しかけられた。降りてみたら財布がない!

先ずは最寄りの警察に被害報告を行い、被害を証明する書類を発行してもらいましょう。警察への報告は被害を受けた場所を管轄する警察で行います。また、保険会社や(J-TAS)危機管理サポートデスクに被害の報告を行いましょう。金品(カードも含む)以外は海外旅行保険の補償対象となる場合もあります。同じ被害に遭わないように、バスはなるべく窓側には座らず、ドライバーの近くにいることがより安全と言われています。また、カバンは自分の視界に入るよう前に持つことも被害を防ぐ一手になります。

警察を名乗る人に止められ、よくわからないが罰金を払わされた!

このような場合には先ずは日本大使館、領事館へ連絡をしましょう。もし偽警官による被害の可能性が高いと話しがあった場合には、最寄りの警察へ行き、被害報告を行いましょう。なお、職務質問を受けることは有り得ることですが、その場で罰金を支払うことは偽警官であることが考えられるため、「警察で話しを聞く」という毅然とした態度で対応することも重要です。また、本物の警官が財布の中身を見せることを要求したり、クレジットカードの暗証番号を聞き出したりすることはありません。

自然災害に遭遇

竜巻が発生。このようなときは、滞在先にいるべき?避難すべき?

自然災害〈建物・家屋の中にいる場合〉
避難用の地下室がある建物にいる場合は地下室へ避難をしましょう。ない場合は、家の中心部など建物の中で構造的に強いところ(柱の本数が多いトイレや建物の角)を選んで身を置き、竜巻の通過を待つことが賢明です。
〈屋外にいる場合〉
直ちに頑丈な建物内に避難をしましょう。その余裕がない場合には、周囲より低いくぼみを探し、身を伏せ、竜巻の通過を待ちます。自動車の中は安全でないため、下車しましょう。

寝ている間に洪水。1階が水没。滞在先から出ることが出来ない。

警報や注意報が発令されたら避難できる準備をしておきましょう。今後の増水に備えて高いところや上層階、屋根の上へ避難し、救助を求めましょう。時間に余裕がある場合には食べ物や飲料水、貴重品を持っていきます。現地警察、消防、在外公館の電話番号を控えておきましょう。

地震が発生し、部屋が傾いている気がする。

消防や警察など緊急連絡先に通報し、建物から出ましょう。倒壊の可能性もあります。
宿泊先や滞在先の損壊がひどい場合には、防災関係機関や派遣先機関の指示に従ってください。

紛争・暴動・テロが発生

ダウンタウンに行ったら市民が抗議デモを行っている。一部は暴徒化している。どうしたらいい?

可能な限り退避してください。安全がコントロールされているデモでも何かのきっかけで暴動化することもあります。デモから離れてください。

コンサート鑑賞中に近くで銃声がした。テロのようだ。こんな時はどうすればいいの?

先ずは身を伏せること。そこから避難できるようであれば即刻、逃げてください。逃げることができない場合は遮蔽物などに隠れてください。もしくは安全な部屋などに退避できた場合はドアロックし、入り口をバリケードでふさぎ、携帯電話は音や光が出ないようにしてください。部屋の明かりも消してください。

たびレジメールで隣国から空爆がある可能性があると連絡が入った。どうしたらいい?

予め定められた避難方法に沿って、地下室や避難設備へ退避します。避難用の地下室等がない場合は、家の中心部など建物の中で構造的に強いところ(柱の本数が多いトイレや建物の角)を選んで身を置き、窓側には近づかないようにしましょう。外にいる場合は、頑丈な建物内に避難します。避難の時間がない場合には、周囲より低いくぼみを探し、身を伏せ、鞄等で頭を守ります。都市部の主要な施設やライフラインのインフラ施設が目標となることも想定されるので、そうした場所へは近づかないようにしましょう。

留学中の健康管理と対応法

昨晩から頭が痛く、熱っぽい。病院に行きたいが、海外の病院ってなんか怖いし、言葉も自信がない。

日本から持参した薬を飲み、様子を見ましょう。それでも状況が変わらない場合は、信頼できる人のサポートを受けながら、受診の依頼をしましょう。J-TASに加入している場合は24時間365日、日本語で対応し、診療予約も可能です。無理をせず、早めの対応が大切です。

日本で治療を受けていた症状が、留学先でも出はじめた。どうしよう・・・

既往症がある場合は、日本から英文診断書や英文投薬書を持参のうえ、治療を受けてください。
海外旅行保険では既往症については補償金額に制限があったり、補償の対象にならない場合がありますので保険の契約証も確認してください。J-TASに加入している場合は、危機管理サポートデスクに相談をしてください。保険の契約内容も確認することができます。
また、歯科治療については、海外旅行保険の補償の対象外になる場合が多くあります。契約内容を確認しましょう。留学先のコーディネーターに歯科医を紹介してもらうことも一つの方法です。

氷入りのアイスコーヒーを飲んだら下痢が止まらない。

日本から持参した薬を飲み、様子を見ましょう。それでも状況が変わらない場合は、信頼できる人のサポートを受けながら、受診の依頼をしましょう。J-TASに加入の場合は24時間365日、日本語で対応し、診療予約も可能です。無理をせず、早めの対応が大切です。
日本は世界でも珍しい清潔な国です。そのため、日本で生活していたときよりも、水には注意しましょう。予防策としては、手洗い、水を口にいれる場合はペットボトルの水や煮沸した水を使用しましょう。また食事は、よく火の通ったものだけを食べることが重要です。例えば、サラダやカットフルーツ、氷入りのアイスコーヒーやフレッシュジュース、屋台の食べ物などは注意が必要です。また長期留学する場合、意図的に下痢になり、免疫をつけるという方法もあります。

交通事故(被害・加害)

道を渡ろうとしたらいきなり車と接触し、その勢いで右肩を強打。痛くてたまらない。

すぐに周りの人や、ドライバーに救急車を呼んでもらうか、病院までの車を用意してもらい受診しましょう。J-TASに加入している場合は、可能であれば危機管理サポートデスクに連絡をし、状況を報告してください。

レンタカーで接触事故を起こしてしまった。日本の大学からは運転禁止と言われている。

交通事故(被害・加害)自分や同乗者、相手にケガがないかを確認し、すぐにレンタカーを借りたお店に連絡、もしくはレンタカーの保険会社へ連絡し事故報告をします。決して示談交渉はしないように。国や地域によっては、自分が悪くても謝ることで非を認めてしまうこともあります。早急に警察を呼びましょう。J-TASに加入している場合は危機管理サポートデスクに連絡をし、アドバイスをもらいましょう。

自転車で歩道を走っていたら、警察に連れて行かれた。

国や地域によっては自転車などの車やバイク以外のルールが厳格に行われている場所もあります。自転車の歩道運転禁止や逆走禁止など、特に乗り物に乗るときはルールをよく熟知して運転しましょう。

ハラスメント対策(嫌がらせかなと思ったときは・・・)

ホストファーザーが手を握ったり、ハグをしたりしてくる。初めは海外では普通のコミュニケーションなのかなと我慢していたが、最近どうも行き過ぎている気がして怖い。

ハラスメント対策(嫌がらせかなと思ったときは・・・)すぐにホームステイコーディネーター、もしくは信頼できる人に相談し、現状を伝えましょう。再度、同じようなことをされた場合は、相手を刺激しないように優しく断りましょう。そしてプライベートな時間(睡眠中や着替え中)には、部屋の鍵を閉めておきましょう。
それでも解決しない場合は、躊躇することなく、ホストファミリーの変更をコーディネーターに依頼しましょう。

歴史問題でいつもからんでくるクラスメートがいる。

授業中のディスカッションであったら、先生のコーディネートの下、ルールに基づき、話をしましょう。しかし、授業以外では歴史問題に関わる敏感な話題は避け、他の話題(スポーツや映画など)でコミュニケーションを取りましょう。
また出発前に世界史を学び、日本と他国の関係、そして渡航先国の国際関係について勉強しておきましょう。インターネットで大まかな概要をつかみつつ、高校で利用した教科書や新書版なども読むと情報が整理されます。

留学先の先生が英語を不得手とする外国人に指導をしてくれない。

自分自身でその状況を客観的に考えた上、信用できる人に相談しましょう。また自分が先生のことを不信に思っていると悟られると嫌がらせがエスカレートする場合がありますので、なるべく自分の気持ちを態度に出さないようにしましょう。解決が難しい場合には、留学先のハラスメント委員会に相談しましょう。また海外で勉強する場合、英語力はあればあるほど、充実度は変わってきます。留学前にできるだけ、英語力を上げるように努めましょう。

メンタルヘルスについて

毎日の授業をなんとかこなしているが、最近、物忘れが多くなってきた。注意力散漫にもなってきている。

自分自身がリラックスできる時間を作りましょう。定期的に好きなスポーツをしたり、音楽を聴いたり、または外食をするなど気分転換をする時間を作ると生活にリズムができ、精神的にも気分が和らぎます。また日帰りや週末で旅行するのも良いでしょう。

こちらに来てからよく眠れない。食欲もない。そのため疲れが取れず、いつも倦怠感がある。もう日本に帰りたい。

メンタルヘルスについて必要な事以外はせず、自分で好きなことをする時間を作りましょう。また母国語で話すとストレス発散につながることが多くありますので、親しい友人(同じ国出身の友人や母国の友人)と思いっきり話をしましょう。とにかくリラックスして、誰かと話をするのが肝心です。それでもストレス解消が出来ない場合は、カウンセリングを受けることをお勧めします(可能であれば、母国語で話ができる方に受けるのが良いです)。

留学国での法律に触れてしまった場合には・・・

外でビールを飲んでいたら警察に連行された。

留学国での法律に触れてしまった場合には・・・ 警察に連行をされた場合には、留学先の担当者に連絡をしたい旨を警官に伝え、連絡を試みましょう。また、J-TASに加入をしている場合には状況をサポートデスクに報告し、自分が置かれている立場を所属する学校関係者や信頼のおける第三者と共有することが重要です。
国や地域によっては屋外での飲酒が法律違反になります。飲酒のみならず、日本と異なる法律がありますので、現地の法律について調べておきましょう。

空港で写真を撮っていたら連行された。

軍事施設の撮影など、深刻なルール違反で逮捕されてしまったら、日本大使館・領事館に援護を依頼しましょう。
国や地域によっては、軍事施設の写真撮影が法律で禁止されている国もあります。空港は軍事施設とみなされたり、軍用機も利用する空港もありますので空港での写真撮影は控えるとともに、現地の法律を調べておきましょう。